NZRR ニュージーランド・ナショナル・ロード・リレー

 

みなさんこんにちは。

今回は10月初めに行われるNZRRについて紹介します。

 

『駅伝』は日本の伝統的な団体長距離の競技ですが、他国でもロードリレーと呼ばれる種目は開催されています。

以前住んでいたオーストラリアでもクロスカントリーシリーズの中で、クロスカントリーリレー・駅伝リレー・ロード周回リレーの大会が開催されていました。

 

日本から見た外国人ランナーの印象は『個人で活動・活躍する』という印象を持たれる方も多いのではないかと思いますが、世界中で活躍する選手も幼い頃は地域のランニングクラブに所属して活動し、所属クラブを離れて活動していても地元のクラブに敬意を持っていたりすることはごく自然なことです。

また、大学時や大学卒業後にスポンサーを得られなかった選手が地域のクラブで活動しながら世界レベルの選手に成長するということも珍しいことではありません。

ランニングクラブはランニングを通してとても強いランナーのコミュニティをつくり、お互いにサポートし合いながら活動しています。そのためクラブにおけるランナーの関係は時に『ファミリー』とも形容されます。

 

私の所属する『ウェリントン・スコティッシュ・アスレティクス・クラブ』は2015年~2017年までの3年間、NZRRで勝ち続けています。

私がニュージーランドに来た最初の年である2015年、NZRRはクライストチャーチのTAKAHE~AKAROAで開催されました。

2016年・2017年と開催地は温泉で有名なロトルアで開催され、2018年はクライストチャーチで10月6日に開催されます。

ナショナルロードリレーは国の選手権として行われる大会ですが、スポンサー企業があったり、賞品があったりするわけではなく、ただ国内のクラブ対抗駅伝といった形でアスレティクス・ニュージーランドと開催地の陸上競技協会が主催する形で行われます。

どこのクラブも国内に居住する主要な選手でチームを形成し、国内のトップランナーが集います。各区間の距離が10㎞前後なので800mを専門とする選手にはやや長い距離になりますが、多くの選手がこの大会を楽しみにしています。

 

Senior Men LAPs

LAP1 9.6㎞

LAP2 10.4㎞

LAP3 10.0km

LAP4 9.4km

LAP5 10.7km

LAP6 6.8km (460m up hill)

LAP7 9.5km

LAP8 9.9km

 

3年前はLAP4の9.4㎞を走りました。今年はあまり練習をしていないのでAチームではなくBチームで最長のLAP5の10.7㎞にエントリーしています。

このオーストラリアでもニュージーランドでも開催される『リレーレース』は私にとって非常に重要な意味を持ちます。

オーストラリアでは『ドンカスター・アスレティクス・クラブ』に所属していましたが、トラックのレースに何度か出場するうちに、クラブの選手から勧誘されクロスカントリーシーズン(チーム戦)のランナーとして所属しないかと誘われました。チーム戦で活躍すれば仲間も喜んでくれるとともに、会場でBBQやクッキーの販売を一緒に行ったりすることでとても良いコミュニティを作ることができました。今でもメルボルンに行く際には多くの友人が助けてくれます。

ニュージーランドでは『ウェリントン・スコティッシュ・アスレティクス・クラブ』に所属していますが、日本に一時的に帰国している時に、びわ湖毎日マラソンで一緒に走った選手にクラブに誘われ、彼らの助けによって今の生活基盤がつくられています。

海外に渡航し生活するにあたって(英語は必須のものとして)何か得意なことがあるということはとても大切であると初めに実感したものがランニングでした。

最初の内は、どこの誰かもわからない選手に声をかけてくれているので、実際に私も良い結果で証明しようとかなり必死でした。そのため故障しながら走っていることも当然のようになっていました。

多くの時間を一緒に走ることによって、その分多くのことをチームメイトが理解してくれたことは本当に嬉しいことです。そういった意味で、この『リレーレース』があること、そして『リレーレース』をチームの一員として走れることは私の海外生活の第一歩であったと思います。

今年はNZRRを目標にではなく、自分の練習計画を実践していく中でのNZRR、そしてBチームでの出走も、オーストラリアに渡った当初のようにランナーとして、ひとりのチームメイトとして認められるために故障したまま走っていた時とは違い、すでにチームの一員であることを自他ともに認めているからこそ気負わずに常に楽しく走れます。

当時においても、故障したまま走ったり、毎回のレースを常に全力で臨んだりする必要はなかったのかもしれません。ただ目の前のことに全力に取り組んできた結果が今の環境を作っていると思えることが何よりうれしく、そして多くのチームメイトに支えられていることを実感します。

 

こうしたいろんな考えを持つ選手がクライストチャーチに集まり、1年に1回クラブで競うとても大きなイベントです。

 

Aチームであっても、Bチームであっても、走ることが好きな仲間と『ただ楽しく全力で走る』機会があるということは本当に幸せなことだと思います。

 

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